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腐女子だけど、海外ドラマが大好き!
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原題の邦訳「これの後、従ってこれ故に」

メディアコンサルタントのマンディー・ハンプトンは、猛烈に腹を立てていた。
クライアントであり恋人でもあるロイド・ラッセル上院議員が、
暖めていた法案を、中間選挙が終わるまで引っ込めたからだ。
この法案を議会に出して世間の注目を引けば、大統領候補への道も開けたのに!と。
マンディーは年収90万ドルの一流マーケティング会社を仕事を辞めてまで、
ロイドに賭けていたのだ。
そのロイドが党と取引してしまったのだ。
何が悔しいかわかる?今頃ホワイトハウスじゃ、私の敗北を祝ってパーティよ
マンディーがそう言うと、
そんなふざけた連中とはとても思えないね
と、ロイドは慰めたが…。
ざまぁみろ。マンディー・ハンプトンめ、敗れたり!勝利の美酒に酔いたいね。
最高に美味いマフィンとベーグル買ってきて

ジョシュはホワイトハウスで小躍りしていた(笑)
結局これでマンディーは、唯一のクライアントを失ってしまった。

さて、今回の問題は。
●大統領のジョークが原因で、ライダーカップトーナメントチームの代表が、
大統領との写真撮影を断ってきた。
※ライダーカップトーナメントとは、ゴルフのトーナメントで、
2年に1度行われる、アメリカと欧州のチーム対抗戦の事。
この代表に選ばれる事は、大変な名誉。
●ホインズ副大統領が、
「大統領には今こそ我々のサポートが必要だ」
と発言。
この真意は!?

CJは、テキサスでの演説も、大統領の拙いジョークのせいでボロ負けしたのだと嗜めるが、
「CJの墓碑銘は、ポスト・ハック・イアゴ・プロプター・ハックPost Hoc, Ergo Propter Hoc)だな」
と、大統領派お得意のラテン語でやり返す。
これの後、従ってこれ故に
ジョシュが答えられなかった訳を、レオがさらっと言い当てる。
何かが起こる原因は、それよりも時間的前に起きた事にあるっていう意味だ
大統領は続けて、
だが大抵の場合この論理は間違っているテキサスで負けた原因はジョークのせいじゃない」
とやり込める。

サムはコールガールと寝てしまった事を黙っていられずに、ついにジョシュに告げる。
ジョシュは二度と会うな、そしてトビーだけには話せと忠告する。
事情を聞いたトビーは烈火のごとく激怒!
サムがローリーを庇えば庇うほど、トビーの怒りは悪化するばかり。
しかし、サムは彼女を探す為に4回も電話し、わざわざ彼女のいるレストランまで押しかけた。
ローリーはサムから身を引こうとわざと彼を避けていたのに…。
引き下がらない、君の友達になるって決めたから
サムの熱意が伝わって、ローリーは彼を受け入れる事に。

ライダーカップチームの問題もあって、
マンディーをメディアコンサルタントとして雇うことにする。
彼女はジョシュの元彼女なのだが、大統領予備選挙中一緒に働いた元仲間でもある。
ジョシュ以外は諸手を挙げて賛成。
ただ一人、ジョシュだけが苦い顔(笑)

「大統領には今こそ我々のサポートが必要だ」
と、ホインズ副大統領が発言した事についてCJが本人に聞きに行くと、
けんもほろろにやりこめる。
どうやらホインズ副大統領のコメントの一部だけを使用されたようだ。
ホインズ副大統領のCJへの対応を知ったレオは、
「CJは君の尻拭いをしたんだ。彼女の言葉はここからの指示だと思って欲しい」
と彼に忠告する。
そう言われて、ホインズ副大統領は、
「尻拭いしているのはどっちだ!」
と激高する。
が、レオも黙っていない。
「私を敵に回せば、君は一生政治の表舞台から遠ざかる事になる」
どうやらレオとホインズ副大統領は、仲が悪いようだ…。

午前3時35分。
ホワイトハウスは昼間とは違ったあわただしさの中にあった。
軍の幹部や、私服姿のジョシュやレオ、トビーやサムも。
パーカーにチノパン姿の大統領に、レオが告げる。
「モリス・トリバーが亡くなりました」
モリス大佐は海軍将校で、大統領お気に入りの軍医でもあった。
その上、10日前に女の子が生まれたばかりだったのだ。
君には過去だけじゃなく未来もある
由緒ある名前を付けられた子供と妻が映っている写真を手にしているモリスに、
大統領は別れ際、そう言ったのだった。
そのモリスが、亡くなった。
軍務でヨルダンの大学へ医療指導へ出かけたモリスを乗せた空軍輸送機が、
肩に載せて打つ地対空ミサイルで爆撃され、空中爆発。
どうやら、シリアが関与しているらしい。

私は恐れない。テロリストをこの世から廃絶してやる。神の怒りを思い知るがいい
(I am not frightened. I'll blow them off the face of the Earth...with the fury of God's own thunder.)

暴力には反対だ。この国(アメリカ)には敵も多いが、暴力で対処しようとは思わない
そう言っていた大統領が、決意を固めた表情でこう言った。
軍に対して弱腰だった大統領が、この軍事問題をどう解決するのか!?
次回へ続く…。

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原題「Pilo」

アメリカのドラマは、まずPilot版を製作します。
いわば、お試しですね。
評判が良ければ、めでたくシリーズ化となるわけです。

舞台は1998年のアメリカ。
ジェド・バートレット(民主党)が大統領に就任した半年後から物語が始まる。
大統領選挙は、
一般投票が11月の第一月曜の翌日(11月2日~8日のうち火曜に当たる日)に、
選挙人投票が12月の第二水曜の翌月曜(12月13日~19日のうち月曜に当たる日)に行われるので、
6~7月頃なのかな?
でも、皆長袖着てるから、初秋かも。

広報部次長のサムは、バーで知り合った女性と一夜を共にする。
首席補佐官のレオは、早朝の自宅でクロスワードパズルに文句をつけている。
報道官のCJは、早朝のジムに。
次席補佐官のジョシュは、ホワイトハウスの自室の机の上で眠っている。
報道部部長のトビーは、ダレス空港に降り立つ飛行機の中。
それぞれの場面で側近達は、
ポータスが自転車事故 至急オフィスへ来い」
Potus in a bicycle accident. Come to the office)
というメッセージを受け取る。
メッセージを受け取ったサムは、バーで知り合った女性ローリー(実は高級コールガール)の部屋を早々に出ようとする。
そんなサムにローリーは、
「友達に、変な名前ねって言っておいて。それと、お大事にって」
と告げると、
サムは、
「友達じゃなくて上司だし、名前じゃなくて肩書きなんだ」
と答える。
「ポータスが?」
「大統領のことなんだ」
President  othe United States.)

ポータスがいったい誰なのか。
焦らして焦らして、登場人物の紹介を兼ねたこの導入部分の最後の最後、
サムの言葉で「ポータス=大統領」とわかり、
ホワイトハウス西棟入口でやっとタイトルが入る。

レオが出勤し、自室に泊まったジョシュと話しながら西棟の中を歩き、さりげなく内部を見せている。
この西棟内部のセットは、実際よりも大きめに作られているようだけど、
見る限りごちゃごちゃしてて、実際はこれ以上に狭いのか、とちょっと同情してしまう(笑)。

さて、今回の問題。
●マイアミ沖にキューバ人を乗せた船が迫っている。
強制送還させたら、非人道的だと非難され、少なくとも下院選挙区で3つの議席を失う。
どうする!?
●ジョシュが昨夜出演した生放送番組「キャピタル・ビート」で、大統領派の協力者であるキリスト教右派について失言してしまった。
大統領はジョシュを解任するのか!?

「あなたはどんな神も信じないとおっしゃるんですね。私が崇める神も」
あなたの崇める神様は、脱税でお忙しい
(The god you pray to is too busy being indicted for tax fraud.)
ジョシュは自分の失言シーンを何度も見直していると、
彼を慰める為に秘書のドナがコーヒーを持ってやって来る。
ドナがジョシュの秘書になって1年半経つけれど、そんな事をしたのは初めて。
慰められている自分に、ジョシュは苛立つ。
あなたがいたから当選できたのよ。あなたとレオとCJとサムがいたから。それとトビー
そう言ってドナは部屋を後にすると、
入れ替わりでトビーがやって来る。
トビーは散々お説教した挙句、
仕事を続けて欲しい。だが誤解しないでくれ、私は君のことが好きなわけじゃない
と告げる。
言葉を操るスピーチライターなのに、トビーは不器用だから、照れ隠しにしか言えないのだ(笑)。
本来なら、広報的立場から、ジョシュをクビにするのが一番だと大統領に言うべきだが、
失言した相手と話し合いの場を設けるから、謝罪してホワイトハウスに残れ、と…。
言葉の魔術師は、自分の言葉となると上手く言えないんだね。
そんな彼が言った言葉だから、余計に重みがある。
それにしても、
「あなたの崇める神様は、脱税でお忙しい」
て生放送で言うなんて、ジョシュのユーモアは面白い!(笑)

ジョシュが元彼女のマンディーと小さな食堂で食事していると、女子大生二名がジョシュにサインを求めにやって来る。
彼女達は次席補佐官の顔を知ってるし、その元彼女の事も知っていた。
政治学専攻している学生とは言え、アメリカ人は本当に政治に興味があるんだなぁ、とわかるシーンだと思う。
日本では政治家の名前や顔は知ってても、そのスタッフや高官までは知らないのに。

レオの奥さん(つまり、首席補佐官夫人)に、
「娘の4年生のクラスにホワイトハウスを案内して欲しい」
と頼まれたサムは、気乗りしないが承諾する。
広報部の人間だけど、ホワイトハウスには全く詳しくないサムは、
「自分は広報部次長で、主に治安関係以外の国内問題jに関しての、大統領の相談係」
「自分の給料は民主党ではなく、皆の税金から出ている」
と真面目に話し始める。
小学4年生に!(笑)
「歴史を話して欲しい」
と担任の先生に言われ、サムは自分の経歴を話し始める始末…。
改めてホワイトハウスの歴史を話して欲しいと言われ、
ホワイトハウスが建てられたのは、何年か前で、その材質は殆どがセメント
ホワイトハウスの歴史を知らないサムは、適当なことを言い始める。
「ホワイトハウスの広報部次長のくせにホワイトハウスのことを知らないなんて、信じられない」
と先生に皮肉を言われるサムは、
「自分は今日ついてない日だったし、上司の娘さんを喜ばせたら、後々いろいろとやりやすくなるんで、どの子がお嬢さんなのか教えて欲しい」
と詰め寄る。
サムのついていない内容とは…
・世論調査では、国民の大半がホワイトハウスに失望している
・大統領が自転車で気に突っ込んだ映像が追い打ちをかける
・キューバ人は海を漂っている
・フロリダ州知事は港を封鎖しようとしている
・親友は失言でクビになりかけている
・自分は昨夜知らずにコールガールと寝てしまった
一度にこんなに襲い掛かるなんて…本当、ついてないわ(笑)
そして、娘さんとは先生の事で、
「娘さんのクラス」とは、「娘さんが担当しているクラス」と言う事。
最後のついてない事が、これ(笑)

キリスト教右派3名と、トビー・CJ・ジョシュの話し合いの場面。
失言に対して謝罪したジョシュだが、相手はそれに対して償いを求めてきた。
政治的取引ってやつですね。
・大統領のラジオ演説で、学校での祈りかポルノを取り上げて
・コンドームの学校での配布禁止
このどれか。
他民族国家で、学校での祈りを認めるわけにもいかないだろうなぁ。
ポルノが$5って事は、$1=¥112とすると、約¥560か。
キリスト教右派の人は、たった$5で買えるのは問題だと言うが、
後に登場する大統領は、$5はちょっと高すぎる、とやんわりと反論。
それと、アメリカ学校でコンドームを配布してるのか!
いやはや、なんとも…。

そして、いつしか話し合いは第一の戒律についてになる。
第一の戒律って何だった!?というところに、自転車事故で捻挫した大統領が登場。
(ちなみに、第一の戒律は、「私はあなたの神、あなたは他の何者も神としてはならない」)
冒頭での自転車事故が、何故おきたのかがここで明らかにされる。
大統領夫人から止められたのに、気が立っていた大統領は自転車に乗った、と。
では、何故気が立っていたのかと言うと……。
ティーン雑誌の取材を受けた孫娘(12歳)が、中絶の権利についても自分なりの意見を述べた。
だが、それについての抗議で、キリスト教右派(”神の子羊”と名乗る過激派)は、喉にナイフが刺さった人形を孫娘に送りつけた。
その事を泣きながら電話した娘から聞いた大統領は、腸が煮えくり返るほど気が立っていたのだ。

結局、話し合いは譲歩も政治的取引も無く終了。
ジョシュはクビになることもなく現状維持。
「自分が一番冷静だった」
とうそぶくあたり、やっぱり大物ですわ。

キューバ人は、
1200人がハバナを出発、
700人が悪天候で引き返し、
350人が行方不明か死亡、
137人がマイアミに着き亡命を希望。

この部分で、『マタイによる福音書』を思い出した。
あなたはどう思うか。
ある人に100匹の羊があり、
その中の1匹が迷い出たとすれば、
99匹を山に残しておいて、
その迷い出ている羊を探しに出かけないであろうか。
もしそれを見つけたら、よく聞きなさい、
迷わないでいる99匹のためよりも、
むしろその1匹のために喜ぶであろう。
このように、これらの小さい者のひとりが滅びることは、
天にいますあなたがたの父のみこころではない。
内容的には似てないんだけど…。

ところで、サムを中心とした裏方スタッフの内容になるはずだった『ザ・ホワイトハウス』では、
大統領は2,3回しか登場しない予定だったが、
このPilot版での演技が評価され、毎回登場する主人公となってしまった。
やはりマーティン・シーン、只者じゃぁないっ!!

「ザ・ホワイトハウス」の原題「The West Wing」とは、
アメリカ合衆国大統領官邸、通称「White House」の西棟の事で、
ここには大統領執務室(The Oval Office)などがあります。
その西棟を舞台に、大統領とその側近たちの日常や人間模様をコミカルに、かつリアルに描き、
そして現代アメリカの政治の内幕を描いたドラマです。

日本での政治をあつかったドラマと言えば、
「永田町へ行こう!」(緒形拳)
「新しい風」(吉田栄作)
「総理と呼ばないで」(田村正和)
くらいしか思い浮かばないし、それほど印象深いとは……ねぇ?(笑)
アメリカでも同様で、「政治物はあたらない」と言われていたけれど、このドラマはなんと大当たり!
その証拠に、最優秀ドラマ・シリーズとして、2000年~2003年にエミー賞を受賞。
また、俳優や脚本家など、スタッフ陣も各部門で受賞している。
現代アメリカが抱える問題を主題にし、時に感動させられ、時には考えさせられるなか、
大統領とその側近たちのシリアスかつコミカルな関係と、
キラリと光るジョーク混じりの会話が受けたようです。

付け加えるなら、アメリカのドラマ全般に言えることですが、
アメリカの政治はもちろん、文化背景や聖書を知っていると、
彼らの会話やジョークがより理解でき、楽しむことができますね。
(ついでに、このドラマでそれらの勉強もできます!)

はじめまして、こんにちは。
藤盛は基本的にTVっこです。
朝起きてまずTVをつけ、眠る直前までついています。
時には見ながら寝てしまうので、寝ている間もついていたりも。

アニメやバラエティも好きだけど、特に海外ドラマが大好き!
私が見始めた頃は、今みたいにどこのTV局でも頻繁に放送してなくて、
深夜に放送していたものを録画して見ていました。
「特攻野郎Aチーム」
「探偵ハート&ハート」
「グリーンホーネット」
「ダイナスティ」
などなどなど……。
今はNHKをはじめ、地上波やCSでも見られるようになり、
さらにDVDも山のようにあります。
これはもう、海外ドラマファンにとって、ウハウハです。

そんな大好きな海外ドラマを、ここに書いていけたらなぁと思っています。

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